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依存症について ゲームについて

今のお子さんたちにとってゲームはとても身近にあり、生活そのものとなっている不登校やひきこもりのお子さんもいます。
最近はスマートフォンやパソコンといった、日常的に使うもので遊べるゲームが無数にあり、お子さんたちの好むものも千差万別ですが、その中に満足感を得ているという共通の感覚を持っています。
ゲームというのは、比較的簡単にクリアできることを連続させて一つのものを作っています。少しでも興味のある人が遊べば、何度もクリアして良い結果を達成していくことで常に満足感を得られるようにできています。
満足感がとても手軽に、しかも連続して得られるところにお子さんたちが嵌っていく要因があるのだと感じます。

依存症についての写真

しかし、この満足感の得られ方には問題があります。現実の社会では目標を達成するために努力を重ね、時間をかけて大きな満足感を得ていくものです。しかし、ゲームでの満足感の得られ方に慣れてしまうと、少しでも上手くいかなかった時に、不満足感、怒り、苛立ちというものを大きく感じるようになります。実生活で我慢が効かなくなり、苦痛を感じるようになってしまいます。
ゲームが楽しいと感じる理由はわかったと思いますが、問題は不登校やひきこもりのお子さんたちが今まで生きてきた中で、成功体験が不足していて、満足感を得る手段としてゲームにそれを求めざるをえないということです。 当クラブでは運動や研修を通して様々な成功体験ができるように指導していくことで、実社会での満足感が得られるようにしています。

昼夜逆転、不規則な睡眠・食事

昼間することがなければ、朝起きる必要がなくなります。運動もしないのでお腹も空きません。昼まで寝ていれば当然夜寝るのは遅くなります。この悪循環で生活はどんどん乱れたものになっていきます。
それに加えて、不登校やひきこもりのお子さんは社会に所属していないことに引け目を感じているので、昼間みんなが活動している時間はなるべく静かにしていたいという心理もあって、余計活動しなくなります。
一日中部屋から出ずにずっとパソコンやゲームの画面ばかり見ている生活をしていればおかしくなってしまいます。
お子さんの問題は様々でそれぞれ違いますが、まず初めに「食事、睡眠、運動」をきちんとできるようにしなければいけません。

■相談事例:中学2年生男子

スマホゲーム依存の傾向が著しく、成績が学年でも最下位に近い状況なのに、補習も拒否、夏休みの宿題もほとんど手をつけていません。反抗や暴言も激しく、スマホの回線を一時的に停止しても、逆恨みするだけで効果がありません。あちこちに相談してはいるのですが、改善の兆しがなく、お手上げ状態です。 

■相談事例:高校1年生男子

長男が、昨年の12月から不登校になり、部屋に引きこもり、昼夜逆転し、食事は両親の用意したものには手を出さず、私たちが購入し用意しておいた弁当をたまに夜中に皆が寝静まってから自室で食べたり、昼間自宅で1人になった時に冷蔵庫にある肉等を自分で炒めたりして空腹を満たしているようです。
本人と会話ができないので、引きこもりの本当の理由がわかりません。高校生になり授業についていけなくなり、親からもやかましく言われ、留年の不安や同級生の目から逃れるため、昨年の秋頃からネットに逃避するようになったのではないかと思います。
ネットについては、我々の意思で決断した事で言い訳のしようがないんですが、ネット依存症を得意としている診療内科の先生の指導もあり、今年1月の初頭に回線の契約を解除し、それ以降長男はネットはできていません。それもあり、自宅で1人になれた時にテレビ、DVD、音響機器等を自室に持ち込み、我々を寝かせないためなんでしょうか大きな音量で明け方まで視聴しています。リビングに他のテレビを用意しても、リモコン、ケーブル等を取り込まれ利用できないように嫌がらせを受けている毎日です。
家から2度締め出され、1度目は4日間入れず、どうにか工夫して無理やり入室しました。2度目は、工具でカギを壊し、ガラスを割って入室しました。その際すぐに自室に逃げ込み、今から首を吊ると叫ばれましたが、実行はされませんでした。
我々は、学校に戻る、転校する等を最初のうちは望み焦っていましたが、今はもうそんな事は望んでいません。挨拶、いたわり、尊敬等人間として備えておくべき感情を以前は示していたんですから、取り戻してほしい。ただそれだけです。
今後長い目ではどう対応すべきか、どうかご助力くださいませ。

積極的思考

「食事、睡眠、運動」をベースとして積極的思考で考えるようにしてください。積極的思考というのは、ゲームをやめさせるためにどうしたらいいか?と考えるのではなく、ゲームにかわるものを作るにはどうしたらいいか?という考えです。
わかりやすく言うと、ダメなものを叩き潰すという考え方ではなく、良いものを加えていくという考え方です。


ゲームに変わるものを作れた結果として、ゲームをする時間が少なくなったということです。止めさせようとしてゲームを取り上げたり、ネットの回線を切った親御さんもたくさんいましたが、結果として成功していません。お子さんが暴言を吐いたり、暴力を振ったりして、それこそ死にもの狂いで取り返そうとしました。親御さんがそれに我慢できずゲームを取り返され、以前よりひどくなったという話は何度も聞いています。
お子さんの立場からしたら、それ以外にやることがなければ、それこそ必死で取り返そうとするでしょう。
仕事でもないのにゲームばかりしていることを良いと思っているお子さんはいません。
当クラブではゲームをすることを禁止していません。クラブ生同志で楽しくやっている姿もよく見ます。しかし、彼らは自分の目標があり、運動、勉強などやるべきことが他にあってゲームが優先されることはありません。

幅を作りましょう

ゲームやインターネットに没頭するお子さんに多いのは、それ以外のことをしたことがない、見たことがない、行ったことがないという経験不足です。それは考え方にも影響し、臨機応変に考えたり行動したりということができないのです。だから自信も持てないし、自分ができることだけで生きていこうとして無理が生じ、社会から外れてしまう原因にもなってしまいます。
今まで見たこともないような大きなものを見たとしたら皆さん驚くでしょう。しかし、一度それを見ることによってそれよりも小さいものを見たときは、もっと大きなものを見たことがあるという余裕が生まれるはずです。
その子が今いる状況よりもいかに幅のあるものを与えられるかということを意識してみて下さい。


ゲームやパソコンばかりしているお子さんで部屋から出てこないような状況であれば、ほんの些細な変化さえも幅のあるものになります。受け入れるかどうかは別にして、受け入れるものが見つかるまで考えて与えてあげよう、広げてあげようと考えます。
お子さんがそれこそ外に出るという選択肢を選んだらどれだけ幅が広がるでしょうか。だからこそ外に出すということにこだわるのです。

まずはご相談ください

青少年育成クラブでは依存症のお子さんを少人数制で24時間365日お子さんに付き添う寮での指導、カウセリング、コミュニケーショントレーニング、多種多様な運動プログラム、自宅訪問指導などを通じて、問題の根本を改善、解決しております。


まずはご家庭だけで悩まずに、お子さんのことで気になることがおありでしたらご相談下さい。
経験豊富なカウンセラーが直接ご相談に対応致します。

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