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家庭内暴力について お母さんならできる

「もうどうしていいかわかりません。」
お子さんに暴言をはかれたり、暴力を受けてしまったお母さんがよく口にする言葉です。
自信を失ってしまい、「自分の育て方が間違っていました。」「あのときこんなことをしていなければ」と反省の弁を口にして、お先真っ暗といった様子で相談にくるものです。しかしちょっと待ってほしいのです。
お母さんは自分でおなかを痛めて生んだお子さんですから、いざとなったときに頑張れるのはお母さんです。

家庭内暴力についての写真

お母さんは自分が苦しんでお子さんが救われると思ったら、たとえ火の中水の中、針の山を渡ればお子さんが救われると思ったら、自ら望んで針の山を渡っていくものだと思っています。
もし本当にそういう気持ちになったら、子供を救うことは必ずできるし、不可能だなんて思わないでください。


そういう強さを持っている反面、また問題もあります。
それはお子さんの気持ちになろうとするばかりに、同じ世界に入ろうとすることです。
ある意味、崩れてしまったお子さんは病気の状態です。
そんな病気の状態のお子さんに入っていこうとするとお母さん自身も病気になってしまうのです。
病気の人間を病気の人間が救うことができるでしょうか?
やはり冷静な目で判断してくれる人が救うことができるのではないかと思います。
だからお母さんは自分のお子さんを何とかしたい、愛情を注ぎたいという気持ちと、そのためにとる方法を分けて考える必要があります。
とはいえ、こういう強い気持ちを持っているお母さんというのは、どんなことでもできるし、世間体やプライドなどどうでもよくなれるから、お子さんを救うことができるのです。

お母さんがすべきこと

お子さんは誰でもお母さんを独占したいものです。
何気ない言葉や態度の中には僕に注目してほしい、もっと見て欲しいという欲求が秘められています。ある程度話をしてあげたり、相手しあげたりすることでお子さんの欲求は満たされます。
しかし、時にはくだらないことや嫌がらせのようなことでアピールしてくることもあるから注意しなければいけません。話をしていて文句を言ったりされていると、こういうときはなるべく距離をとったほうがいいと考えてしまいます。お母さんは逃げてしまうか相手にせずに過ごしてしまいます。
しかし、お子さんからすればそういう時こそ、相手になってほしいし、話を聞いてもらいたいものなのです。それをわかって、話をきいてあげ、相手をしてあげれば、お子さんはお母さんから愛情を感じとることができます。 お子さんの健康の心配をし、食生活の心配をし、お子さんのわがままともとれる言動を理解してあげる。
いくつになっても子供はあくまで子供で、お母さんからの愛情を独占したい気持ちに変わりはないのです。

暴力には力で立ち向かわない

家庭内暴力に力で対抗しようとする親御さんがいますが、やめて下さい。例えその場を収めることができたとしても、お子さんはそのことを恨みに思って後にもっとひどい暴力をふるうケースが多いのです。
また身の危険を感じた場合は退避することも必要です。お互いに傷ついてしまっては元も子もないのです。

■相談事例:中学2年生男子

中二の息子についての相談です。去年の4月から学校へ行かず、ほとんど外へは行っていません。
春休みから、家庭内での暴力暴言、引きこもりとなりました。死ね、殺す、という言動が激しい時は、警察をお呼びしたこともあります。
夫への罵倒が激しいので、退避用に別のアパートを探しましたが、最後に家主さん側の事情で入れなくなり、夫はできる限り一緒の空間にいないようにしています。家族で受け入れていこうと、本人をこれまで以上に大切にしてしばらく過ごし、私への暴力暴言は、比較的落ち着いてきたように思っていました。
が、昨日私に対して、殺して刑務所に入りたいと迫ってきたり、今日は姉に対して、うざい、出て行け、(姉の)手首を切るぞ、と迫ったり、落ち着く様子がありません。心の優しい時と、攻撃的な時のスイッチが一瞬で切り替わり、本当に誰か殺されかねないと、度々思っています。

反抗期特有の子供について

思春期にやってくる反抗期、どの親御さんも頭を悩ませているでしょう。
しかし、思春期にやってくるとも限りません。20才を越えてからくる反抗期もあります。


反抗期には次の行動を起こします。
親御さんとの会話を極力避けたがる、家庭の規則やルールを無視しはじめる、親御さんとの行動を避ける、本音を語らなくなる、注意したら逆切れをする、やたらにイライラしている、言葉使いが荒くなり暴力で解決をしようとする、部屋にこもりがちで隠し事が多く、親御さんに自分の行動を悟られないようにするなどです。
この時点ではまだ「大丈夫だ」と言えます。しかし、この状態を家庭で危機だと感じて手を打たず放って置くと大変なことになりかねません。
この行動が悪化すると暴言や家庭内暴力が日常的に始まり、ひきこもり、不登校、高校中退、ニート、反社会的行為など生活の様子も移り変わっていきます。ここを家庭内でいかに危機だと感じ、手を打つかで先が変わっていきます。
家庭内暴力は、最初は暴言や睨む、次に物にあたり、最後は暴力になっていきます。不登校は最初一日、徐々に行かない日が多くなり、最後は全く行けない状況になっていきます。ひきこもりは何となく部屋に居る時間が多くなる、外出もしなくなる、やがて親御さんとも顔を会わせなくなります。


このように全ては段階があり、そのターニングポイントが反抗期になります。
反抗期は親御さんへの反抗と外部的ストレスから来る甘え的な反抗の二種類があります。
前者は単純に親御さんへの反発です。お子さんが無理だ、止めてくれとサインを出しています。
そして後者のほうですが、外部的ストレスとは学校でイジメに遭った、先生に怒られた、会社で上司・仲間とケンカした、友人とケンカしたなど人間関係のトラブルから親への反抗へ繋がっています。トラブルをお子さん自身の力で解決できないと自分の当たりやすい親御さんに向けて反抗します。またこの場合、親御さんが「何か遭ったの?」と聞いてもお子さんが「何にもない」や「ウルセー」または「関係ないだろ」と返すことがほとんどです。


それはなぜかというと自分の汚点は話したくない、プライドが許さないと考えて下さい。「そんなうちの内の子に限ってプライドなんて」と思わず、お子さんにも社会があり、誇りたい気持ちがあるのです。
お子さんからすればプライドが邪魔をしてるだけで「オレは、シグナルを発しているのにあのアホな親は気づきもしない、それどころか益々注意ばかりだ」「オマエら親だろ!!気づけ」と叫んでいるはずです。
言葉でなく、態度・行動・表情・雰囲気、いつもと違った会話から角度を変え、そっとお子さんの心を読んであげて下さい。

まずはご相談ください

青少年育成クラブでは家庭内暴力のあるお子さんを少人数制で24時間365日お子さんに付き添う寮での指導、カウセリング、コミュニケーショントレーニング、多種多様な運動プログラム、自宅訪問指導などを通じて、問題の根本を改善、解決しております。


まずはご家庭だけで悩まずに、お子さんのことで気になることがおありでしたらご相談下さい。
経験豊富なカウンセラーが直接ご相談に対応致します。

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