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ニートについて 将来に対する不安について

ニートとして社会から離れているお子さんの大半は将来に対する不安を感じています。
しかし、社会に所属しないまま年齢だけを重ねると将来に対する不安の意味合いが変わっていきます。
今までたくさんのニートのお子さんと話をしてきて、ひきこもりに近い同じような生活のお子さんでも将来に対する考え方に大きく差があることがわかっています。
それはたいていの場合、次のような経過を辿ります。

ニートについての写真

まずは、自分が社会に所属できるのか悩む段階です。これは年齢にもよりますが、ちゃんと学校に行けるだろうか、就職できるだろうかという当たり前にある不安です。
次に、悩みなどどうでもいいと考える段階です。この時期になると、社会に所属することを半分あきらめている状態になり、親しかった家族や親しい友達とも距離をおくようになります。
そして最後に、社会に所属することを完全に諦めた段階です。こうなると死にたいといった感情も湧き起ってきます。もしくは今の状態をどうやって維持しようかと考えるようになります。言い換えれば、働かないでいかにして生きていくかということです。

■相談事例:18歳男性

18歳になる息子のことで悩んでいます。
息子は中学卒業後、高校に入学し寮生活をはじめました。入寮後から成績不良と素行不良で注意を受けました。最初はケンカをけしかけたと謹慎になり、そこから度々の遅刻、欠席を繰り返して留年しました。二度目の1年生のときには喫煙で謹慎、その前年に寮内でボヤ騒ぎがあったときに息子がライターを貸したとのことで注意を受けていたのもあり、次あれば退寮になるといわれていました。その秋に、パチンコ屋への出入りで謹慎となり、退寮は確実といわれ、そのまま退学しました。
自宅に帰って来て、知り合いの会社へ翌年から働かせてもらうようになりましたが、6月に無断欠勤し、再度出社するようになりましたが結局会社はやめてしまいました。そこからアルバイトをすぐにみつけたもののまたすぐにやめてしまい、ほとんど働いていない状態です。
けっきょく1日の夜中に出て行ったまま、まだ帰宅せず、電話にも出ないままです。ラインとメールで帰宅するようには伝えていますが、これでよいのかと思う毎日です。
待とう、待とう、自ら働こうとするまで待とうと思っていたところ、髪を黒くして面接に行きました。本人も新学期から部活をしようかと話したり、前向きになったところだったのですが、アルバイトが不採用で、そこからまた出歩くようになったようです。思うようにうまく行かず、ショックだったのだと思います。私もまた働かないことに苛立ちもあり、早く働けと怒ってしまい、帰宅しないのだろうと思います。
こちらに帰って来てから、暖かいご飯で迎えてやることを一番に思い、話も少しづつし、夏休みは旅行にも行きました。素直になってきたかな、と思っていたところ、また帰宅しない日があったり、パチンコをして学校に行かなかったり…今、私には何ができるのでしょうか、ご助言いただけたらとおもいます。

お子さんの心をつかむには

「最近子供が家に寄り付かない」「帰ってくるのが遅くなった」「帰ってこない」こんなことはないでしょうか?
そんな事態になると、深夜徘徊、非行、万引き、家出といった様々なことが心配になるでしょう。
本来自宅というのは一番居心地の良いものであり、大人も子供もそれは同じことです。
しかし、家に寄り付かないということはお子さんはそれだけ居心地が悪いと感じています。
家に帰るのが遅くなると、お母さんに「早く帰ってきなさい。勉強はちゃんとやっているの?」と言われます。お父さんが帰ってくるとまた同じことを言われます。祖父母にも「そんなことをしているとろくな人間にならないよ。」と言われます。
これでは子供もたまったものではありません。もう耳にたこができてしまい、家に帰るとろくなことがないと感じてしまいます。外に逃げてしまうのも当然のことです。


自分の部屋にひきこもってしまうお子さんも、親御さんから心が離れてしまっているという意味では、帰ってきていない状態と同じです。
ニートやひきこもりのお子さんというのは家族に対して、なぜ自分の気持ちをわかってくれないのだと不満を持っています。
お子さんは学校や社会から注意ばかりされ、ダメだと言われ、味方がいません。
当クラブではたくさんのお子さんを家から話し合いだけで鹿児島に連れてきて指導してきましたが、同意してあげること、味方になってあげることから始めていきます。

相談事例:26歳男性

26歳の息子のことで悩んでおります。小学生のころから不登校で、いろいろございまして、大学は7年かかって卒業いたしましたが、就職できずいまに至っております。
毎日午後2時ごろおきまして出かけて9時ごろ帰宅します。私が過去にしたことで、全く食事を共にしませんので、会話もあまりありませんが、どのように過ごしているか尋ねたところ、図書館や喫茶店やスポーツジムなどで時間を過ごしてくるようです。
家庭内暴力とかは全くございません。やさしい息子です。ただ友人関係が全くなく成長しましたので、人の中に入る自信がもてないようです。母親である私自身が、人とかかわることが苦手です。息子に対しては申し訳ない気持ちでございます。何とかして一人前にしてやりたいのです。
家族だけではどうすることもできないと思いまして、いろんな所に相談にいったりしましたが、肝心の本人が行きませんので困っておりました。その中で、先生のご本を読ませていただき、ご相談したく思っております。
息子には先生の様な方のご指導が必要ではないかと思っております。どうぞよろしくお願いいたします。

友達、相談相手がいない

ひきこもりがちなニートのお子さんと話をしていると友達がいませんという言葉をよく耳にします。しかしよく話を聞いてみると、一般的に友達と呼ぶ相手がいないかと言えばそうでもないのです。しかし、彼らは友達がいないと感じています。
それは彼らが自分から友達を遠ざけてしまっているということです。これには彼らの共通した感情からくるものがあります。それは自分が友達からよく思われていないという感情です。
よく思われていないという気持ちが常にあるので、それならば友達と付き合わなければそういった思いをすることもないと考えてしまうのです。
友達がいないから相談相手がいない、そうお子さんは考えています。

コミュニケーションが上手くとれない

ニートやひきこもりのお子さんは、他人とうまく付き合うことができないと口を揃えて言います。
こういった子どもたちには2つのタイプがあります。
一つは自分の言いたいことばかり言って、相手の話を聞かないタイプ。
もう一つは相手の言うことはよく聞くのですが、自分の意見をうまく表現できないタイプです。
ニートやひきこもりのお子さんには圧倒的に後者のタイプが多くみられます。
相手の話を聞くことができるので、相手にそんなに悪い印象を与えることはありませんが、自分の意見をうまく言うことができないので、自分がどんな人間でどう思ってもらいたいのかが相手にはわかりません。すると相手は勝手におとなしいやつなんだなとか、言うことをよく聞くやつなんだなと都合のいいように解釈していきます。
しかし、本人はそうではなく、心の中では自分は本当はこんな人間なんだと思っているので、そこにギャップが生まれていきます。そこから自分は相手に理解されない、わかってもらえないという感情が芽生えてくるのです。
自分の意見を言わないばかりに、たくさんの事を押し付けられてしまい、自分ばかりが損をしていると感じているお子さんも少なくありません。
彼らも自分のことをわかってもらおうともちろん努力はしているのですが、誤解されたくない、悪く思われたくないという気持ちから積極的に変化しようという感情まではなかなか持てません。次第に理解されない、わかってもらえないという感情の方が強くなってしまい、逆に殻に籠って表面的にだけ他人と関わるという方法を模索し始めるのです。
この悪循環が彼らの人間性を形成し、他者からの疎外感を生み、自分をますます孤独に追い込んでいっているというのが実情です。
ニートやひきこもりのお子さんはよく他人には興味がない態度をとるのですが、それは表面的なもので、本当の気持ちとは違うことを知っておいてもらいたいと思います。

まずはご相談ください

青少年育成クラブではニートのお子さんを少人数制で24時間365日お子さんに付き添う寮での指導、カウセリング、コミュニケーショントレーニング、多種多様な運動プログラム、自宅訪問指導などを通じて、問題の根本を改善、解決しております。


まずはご家庭だけで悩まずに、お子さんのことで気になることがおありでしたらご相談下さい。
経験豊富なカウンセラーが直接ご相談に対応致します。

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